日中は平和な日でした。
この所手術が少ないな。そうすると麻酔科の出番が無くなるのだが。と言っても、木曜日は私は午前中、健診業務をこなし、その後、手術があれば手術の人の回診に行き、そして、病棟の患者さんの家族との話とか、その他やらないといけません。結構たくさんやる事あるのですが。そして午後は手術。これまた何件あるか？で終わる時間も変わってくるけど。ちょうど3週間くらい前はとんでもない手術だったので、覚えてます。出血量がハンパなく。田舎は血液がなかなか来ない事になんだか苛立ちを覚えた様な。東京とは事情が違います。よくあの手術を終えたなと。久しぶりに緊張感のある手術でした。それから、二度とあんな大出血を起こさない様、私は外科医に対して厳しくなりました。麻酔科は外科医の腕も見ないとダメですね。この先生ならこれくらいは大丈夫とか、これは無理だろうとか、ある程度予測しておかないとダメですね。手術するのは構わないけど、自分を過信してはいけないです。大学病院ならまだしも、民間病院なので着実にできる事をやると言うのが使命でしょう。またその先生にもよるのかな？こちらも何千例も手術を見てきてます。その先生の器用さとかある程度はわかるかと。でも麻酔をかけるだけなので、手術にあまり口出しするわけにもいかず、微妙な立場です。付き合うしかない。まあ、危ないことにはストップかける様にしてますが。それで良いのかな？麻酔科医の仕事としては。麻酔科医ってそんな仕事です。手術中の全身管理をするお仕事です。
