そして大学の学部というのはたくさんあるかな？と思うけど、よくわからなくて、なぜか医歯薬系が残った。獣医学部は獣医になるまでに何匹も動物を殺すんだろうなと思ったら可哀想でなれない。薬学部はどうしても当時近所にあった白衣着たヒグチ薬局の店員を思い浮かべてしまい、なんかやだなと。そして歯学部、医学部が残り、歯学部も良いかな？なんて思い、よくよく調べたら、6年行くのか。と知って、同じ6年なら医学部の方がいいなと。こんな単純な消去法で医学部を目指すことになった。特別な思い入れとか本当になかった。ただ病院はしょっちゅう行っていた所なので違和感がなかった。祖父母が子供の頃二人入院しており、毎日お見舞いに行ったり、自分が中学校2年の時半年入院したりと。何かと関わる場所であった事は間違いない。動機はそれくらいかな？なにせ、うちは医者の家系でもないし。角にポストのあるタバコ屋なので。今、思うとなんか他の人生の選択もあったのかな？わからないけど、辛いとか辛くないとか考えずに選んでしまった。明確な夢のない私でした。これは高校2年の夏くらいかな？ちょっと忘れましたが。
それこそはじめの、結婚して家庭を持つという私の素朴な夢から遠ざかってしまうなというのを懸念しました。結婚できないんじゃないか？って。
