かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

美和子の回想、院内での事件簿、その他①

美和子は昨年2月からまじめに仕事をしようと思い、とある病院に入職した。今までの病院と同じように、普通に働こうと。久しぶりに勤務医だったので、多少緊張してました。それまではずっと開業医だったので。高校時代、大学時代もたくさんのアルバイトをしてきたので、他の業種でも働けるかと。大学病院にも10年勤めてそれなりに大きなところで働いたので、勤め人と自営業、どちらもメリット、デメリットもわかっている。しかし、この病院は違った。

とにかくカルテを普通に書くと怒られる。何度上層部に呼び出しをくらったことか。

血糖のコントロールが取れてないと普通にその人の状態を書いただけで怒られる。なんで?

だって本当に取れてないじゃん。これを書いたら院長、副院長、事務長、総婦長、もう1人誰かいましたが、呼び出しをくらった。そして、何でこういう風に書くのだと。えっ?だってそうじゃない。と思ったのですが、これは担当医をディスってると言われました。その先生に文句を言ってると。書き直せと言われました。その後もまた同じように普通に状態が悪いことを書いたらまた五人に呼び出し。何でこのように書くのだと。数値だけ書いておけばいいみたいなことを言われました。カルテに悪い事を書くと怒られるんです。そして、最後には副院長に先生の仕事はこれをやって、あれをやって、こうすればいいんです。これができなければ今後のことを考えます。というお手紙をいただきました。一応、私は麻酔科専門医です。院長、副院長より麻酔科としては上です。麻酔科としての普通の仕事ができませんでした。美和子はクビにされるのか?と思いました。