かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

とある病院の一麻酔科医に起こった出来事 番外編⑪

もうこの外科医との一件で踏ん切りがついた。やめようと。ここは麻酔科の常勤は要らないんだと。バイトで都合良く麻酔かけてくれる人でいいのだろうと。前の常勤の麻酔科医もきっとそれでやめたんだろうと思った。事故が起きたら麻酔科医のせいにされる。そして患者を見ない。美和子は自分の関わった患者は一応全てみたのであるが。おまけに非常勤のあの猟奇的な医師より常勤でまともに働いている美和子は大事にされないのである。他の科からも。もちろん全員ではない。すごく気を遣ってくださる年配の先生方もいる。少し変われば良い病院になっていくのに。美和子はそう思った。しかし、あの猟奇的な医師を辞めさせない時点でダメだと思った。本当にこれ以上、被害者が出ない事を祈りたいと美和子はその願いも込めて辞めることにした。そして解雇された女性と共に、告発するか?どうするか?被害者が出ないようにしないといけないと常日頃から連絡を取っていた。できることなら公にしたい。でも時間の問題だろうと美和子はそう思った。病院の上層部はあのやる必要のない手術をまだ続けるつもりなのか?本当におかしい。彼のやり口はやらないと悪くなりますよ。と言って手術をさせるのだ。最近はできそうな患者を自ら探している。恐ろしい。狙われた患者は気の毒だ。本当にこれ以上被害が出てほしくない。そう思う次第である。