かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

とある病院の一麻酔科医に起こった出来事 番外編⑫

美和子はすでに手術室の女性が意味不明に解雇されたのをきっかけに就職活動を始めていた。美和子は過去に失敗をしてしまった事があったが、それでもいろいろなところから来てくれませんか?とオファーが来ていた。本当にありがたい。こんな自分でも来てくれというところがあるのかと。しかし、この病院もそうである。結局は都合のいい麻酔マシーンになれと言う事だったのかな?と。アルバイトなら目の前にあるものをやらなければ来る意味がないが。そうではない。術前術後も大丈夫であるか?の判断をしなければならない。その権利が全くない。そして外科医にも認識されていないのである。美和子の行っている非常勤の病院は大病院であるため、麻酔科がしっかり機能しており、朝から晩まで手術の麻酔をしているのであるが、全く苦にならない。むしろ楽しい。これが普通だよなと。非常勤勤務の時は楽しかった。むしろ常勤の病院よりも大変な手術の麻酔をするのに。なんでこんなに違うのか?疑問に思った。

これが普通の仕事だよなと。