かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

とある病院の一麻酔科医に起こった出来事 番外編⑤

美和子は正直に物事を書くので、それが気に食わないのか?体裁を繕うためなのか?まともに書いて怒られる。そんな事が何回もあった。しかし、副院長のカルテを見ると良いことしか書いていない。術後悪くても順調だと。看護記録には全く違う事が書かれている。いい子ちゃんでいたいのか?よくわからない。時が過ぎ、段々と奴の手術は少なくなっていった。当然だろう。そんな奴の所に行きたくない。噂が広まっているのだろうか?美和子はむしろ広まってほしいと思っていた。被害者を出さないように。他の科の医師は手術に関係ないため全く無関心だった。麻酔科はそんなの手伝ったら共犯。美和子の中で葛藤が芽生えた。そんな時である。手術室の真面目なスタッフが突然解雇された。美和子は看護師から、その彼女が呼んでいるから来てと言われた。何のことだかわからなかったけど、とりあえず、行ってみた。すると、私、解雇されちゃった。と。えーーー?なんで?

特に何か悪いような事をする人ではない。何で?と聞いたが、病院側の理由が意味不明。医師に指示をしたとか。別に彼女に指示された記憶も無いけど。とにかく意味がわからない。そして解雇された彼女も呆然としていた。明日から来なくていいと。あまりにもかわいそうだ。

この病院、どうなっちゃっているの?と思った。労働裁判を経験している美和子は、雇用側がいかに弱くて、労働者の権利が守られているか、裁判を通じてよくわかっていたので、これは訴えた方がいい、と解雇された彼女にアドバイスした。美和子の元従業員は患者にセクハラをし、患者から金銭をもらい、1年間に遅刻50回以上、そして美和子に嫌がらせをした挙句、誰とも意思疎通が出来なくなったのでやむなく解雇したのであるが、それでも不当解雇と訴えてきた。多分職場の洗剤なども盗んでいただろう。おまけに受付なのに酒臭い。患者からのクレームも絶えなかった。患者様にも証拠を出してもらい、裁判に臨んでも、仕事を無くすことは生活を無くすこと。保証してあげなさい。と裁判で半年分の給料を支払った。それほどなのに。何もしてないのに、解雇?意味がわからない。社労士はいないのだろうか?その彼女は上司の部屋で辞表を書くよう強要された。なので、録音取っておくよう指示してあげた。証拠が命。とにかく起こることがわけがかわらなかった。