同じ医局に私を含め3人入局しました。男子一人と女子二人。男子は慈恵卒、女子は私と帝京から来た女子でした。みんなタイプが違って。男子は家の産婦人科を継ぐために、麻酔科標榜医を取って産婦人科に行くと明確な目的があり、女子は大病院のお嬢様で、慈恵系列の病院でした。今はその彼女はすっかりお母さんで。多分、後継を探すため?だったのではないかと。女子で大病院の娘さんは結構、医学部入って、結婚してすぐ辞めるパターンが多いような。医学部入れるだけすごいけど。と言うか小さい頃から英才教育されてるから、きっと頭もいいのでしょう。元々の遺伝子もいいだろうし。一番早く辞めると思われていた私が結局最後まで残りました。とにかく仕事がきつかったので、辞めたいと言うのが日常でした。と言うか日々の生活で精一杯でした。しかし、このキツイ時間が後々、自分のためになるのですが。
とにかく初めの4ヶ月くらいは麻酔科での洗礼を受けました。その後は内科、小児科、外科、回りたい科を2ヶ月ずつまわりました。希望の科はリハビリテーション科です。これもなんで選んだか?というと、分院である第三病院で研修できるからです。第三病院は地元でとても近いので。初めは小児科を回ったのですが、ここでまた事件が!!続く。