なぜ麻酔科を選んだか?
これまた消去法な決め方で。行きたい科が無く、きついのは嫌だとかそんな事しか考えていませんでした。医学部に行って勉強してみると、結構、いろいろな科のイメージが違うんです。内科は実践よりデスクワークな感じだし、外科は内科+手術、耳鼻科とかも開業医のイメージと全然違く、手術をバリバリやる感じだし。眼科、皮膚科など、全然違いました。そして子供が好きだから小児科ってのも違うんですよね。むしろ子供嫌いくらいじゃないと厳しくできない。共感してたら自分が潰れてしまう。そんな感じなんです。皮膚科で入院したから皮膚科にしようか?と思っていたのですが、皮膚科は顕微鏡見れないとダメで。結構細かいというか。眼科も細かいし。なりたい科が無くなってしまって。この科に興味があるって言うのもなくて。麻酔科も実は手術、長いの嫌だなと思っていたし。だけど、セミナーの先生に相談したところ、迷っているなら麻酔科にいけと。麻酔科は医師の手技の基本だし、全ての科の手術が見れて、3年間で標榜医という資格が取れると。それを取ってから他の科にいっても良いのではないか?とアドバイスを受けました。あと結婚してからもアルバイトできると。そんな感じで安易に麻酔科に決めてしまいました。慈恵の麻酔科に面接に行きましたが、ぜひぜひきてくれと。これがワナだったんだなーと。次へ続く。