大学受験の勉強はその家庭教師の言う通りにやりました。週三回、一回三時間。結構、彼も儲けていたように感じます。あれが食べたい、これが食べたいとかうちの親に言ってました。そして大学受験ですが、とにかく、片っ端から私立医学部を受けろと。試験代一校五万円くらいするのに。受験したのは、日大、杏林、聖マリアンナ、北里、昭和、東京医大、慈恵、女子医大、あたりかな？ちょっと忘れましたが。私は東京医大に行きたかったのですが。前半5校は一次試験受かりました。二次は小論文と面接。知り合いとかいれば顔パスだった時代です。なので、私のような何もコネのない女子って言うのは当時受かりにくい状態で。東京医大なんて、男尊女卑で問題になってましたね。そんな時代背景がありました。慈恵医大も、女子は10人しか取らないと聞いていたし。女子には不利な試験でした。そして現役生なので、試験会場に来る人たちは予備校の友達？みたいな人が多く、あの試験、簡単だったよな。とか話してて、えー？って思ったことがありますが、その人の受験番号覚えていたら、落ちてました。はったりを効かせているのでしょうか？当時、20倍くらいの倍率でした。女子医大の試験は一番最後の日で、さすがに１週間連続試験だったので、疲れ過ぎて途中退出してしまいました。東京医大、慈恵、女子医大以外は一次試験合格しました。続く。
