かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

美和子、不動産屋に騙される⑩

判事さんに今まであった事を物語の様に書いてください。と言われました。そして女性の弁護士さんにもこれは100人弁護士がいたら、99人は負けるという裁判だと。だから、いかに負け止まるか?と言う裁判ですと言われました。でも、美和子が騙されたのに。気持ちはわかるけど、そう思っていてください。と言われました。しかし、今までの事件からしたら、なんて事はないです。それくらい美和子は酷い目にあってきたのですから。かなりの強固な精神力が培われてしまいました。自然と。裁判と言われてもなんだか全く怖く無かったです。なんでかわからないのですが。弁護士さんがよかったから?とにかく郵便局からの書留には毎回恐怖を感じていました。何枚も何枚も損害賠償するぞという手紙がTQから届くのですから。精神も病むわけです。この頃は本当に不眠症がひどくなっていました。かなり強い睡眠薬を飲んでました。なぜなら美和子は持病があるから良い睡眠が必要だったのです。しかし、それどころではありませんでした。そしてそれまで仕事人間だったので、仕事が無いって事がものすごいストレスでした。毎日、何をしてよいのやら?しかし、これも人生のうちで必要な経験だったのかもしれません。こうやって何もしない時間っていうのも美和子には本当に初めてでした。よく考えてみたら、美和子は高校生くらいの時から勉強、勉強で突っ走ってきたのです。何日ものんびりするという日々というのはなかったのです。でも、楽しい一年ではなかったです。辛い一年を過ごしました。