かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

終末期医療

最近、私の患者様は終末期の方が多いです。

大学時代にはICU管理もしていたので、急性期の患者様や術後の患者様とは違い、バリバリの医療をするでもなく、家族に意向を聞いてどの様な終末期を迎えるかという話し合いをします。家族とその様なお話をしたにもかかわらず、相変わらず元気で生き延びていらっしゃる患者様もいて。人間の生命力の凄さを教わります。食事も取れず、点滴からもほとんど栄養がいってない94歳のおばあちゃんがいますが、本当に普通の点滴、一本だけで、もう1ヶ月以上かわりないです。病室へ行くと、御苦労さまなんて言われてしまいます。高カロリーの輸液で感染起こしてしまったので、できません。なので、普通の点滴に変えたのですが、むしろ元気で。凄いです。94歳だから、逆にそれくらいの方が良いのか?ポカリスエットだけで生き延びているような感じです。全く衰えを見せないです。どこまで頑張れるのか?やろうと思えばいろいろあるのかもしれませんが、シンプルイズベストなんですかね。余計なことはしない。それが一番なのかもしれません。本当に多くの事を教えていただいてます。