かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

所作

所作を見る事は本当に大事だ。

これはペインクリニックやっていて身につけたものだが。痛みの患者様を見るに当たって、痛みがどのくらいなのか?というのはその人にしかわからない。数値化できるものでもないし。段々とそういう機械も出てきたが。なかなか難しい。なので、患者様の所作で判断するしかない。ものすごい訴えが強くても、一人で歩いて来れるならそんなに重症でもない。あとは夜間痛があるか無いか。本当に痛ければ眠れない。眠れるのは重症ではない。そんな所から見ていくのであるが。我慢強い人もいるので、逆もある。レントゲン撮ると本当に悪かったりと。これは救急外来でも当てはまるな。昨日来た患者様は二人とも前者のほうで。夜中に腹痛で来られたが、車運転して来ていたり。朝来たおばあさんはよく喋るし、どこが悪いのか一定しない。いわゆる不定愁訴。よく喋るし。そんな所でやはり見分けてしまう。重症か重症でないか。ここでも役立つのか。と。まあ、手術もたくさん見てるので、それも経験値になっているのだろう。それにしても真夜中に良く来るなあ。あと何時間か待てば普通の外来でちゃんとした検査も受けられるのに。救急車をタクシーにしているのか?と思ってしまう。救急隊も大変だ。私もだけど。でも今日はこれで帰るので、嬉しいな。