かずみ先生のつぶやき

最近のかずみ先生の動向、生活について

美和子の回想、院内での事件簿②

それもこれらの状態を鮮明に記録してあるのは看護日誌です。主治医はほとんどカルテを書いていません。それも、一回の換気量、回数、その他の細かい設定がめちゃくちゃです。美和子さんは麻酔科医なので、おかしいな?とおもっていました。そしてやはり看護日誌には、患者様の自発呼吸が出てしまい、呼吸器にうまく乗れず、何度も呼吸器のアラームが鳴っている様でした。ちゃんと鎮静すればそんなことないのに。結構元気な方だったのでしょう。肺の状態を良くするには呼吸器でしっかり人工換気して、肺の状態を落ち着かせるのが重要です。そして肺炎なので、抗生剤の投与も。看護日誌を読んでいるととんでも無いことが書かれていました。気管チューブが詰まったと。呼吸をさせるためのチューブなのに、なんで詰まるの?と不思議に思いました。これは患者様の自発呼吸が出てしまって、口の中に分泌物がたくさん出て来てしまい、たれ込んだのと、肺の中の分泌物がたくさん出てきたため?と思われます。それでもちゃんと鎮静していなかったのでしょう。多分患者様は苦しかったと思います。口腔内の吸引、肺の吸引をちゃんと行なっておれば問題ないです。その詰まったことで、さらに肺の状態が悪化、レントゲンでは入院時より肺が真っ白でした。