私は患者様から恩恵を受けているのだろうか？
今日も外来で、もうすぐ辞めるので、この先、ここで外来ができるかわからないと皆様にお話したのですが、皆様、せっかく治してもらったのに。と言ってくださって。外来は好きでやりたいのですが、手術室のシステムが問題で辞めるのですと話しました。システムってわけでもないのですが。良く頑張ったと思えるくらい頑張りました。私だから耐えられたんだと思います。でももう、無理だなって。さすがに年末に退職願を出しました。それから何も話し合いもなく。土曜日はここにこれるけど、一雇われ人なので、要らなきゃ要らないで来れないし、私の一存ではどうにもならないって言いました。その通りだと思うし。一生懸命頑張ったけど、まあその程度としか思われていなかったのかな？上層部にはと思うと悲しいですが。患者様は味方でしたね。施設に入ったおじいちゃんも、私のおかげで良くなったと言ってくれて。嬉しいですね。もう一人の90歳のおじいちゃんも名前覚えてくれるくらいで。こちらが癒されます。もう一人の方は旦那様が事務に言ってやると言って私の診療を続けてもらうよう言ってくれたみたいだし。そんな感じで皆様に助けられています。本当に。そういうのって嬉しいですよね。何気に良くなったって言われるだけですごく嬉しいです。力になれたんだなって。人の役に立つ事はまさに生き甲斐なんでしょうね。人から頼られなくなる事の方が寂しいのかな？人生そんなものなんでしょうかね？もちつもたれつの関係なんですね。
